vintage_kona_electric’s diary

真空管をはじめとした今では珍しいもの?を綴る日記です。

6SJ7の個体差ハム対策と、直熱管対策と、


ほとんど実験アンプと化した

6L6(6AR6)6V6 シングルアンプ

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シャーシに穴をあけました

出力管 と 整流管 のそばに



理由は

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と、中がかなりごちゃごちゃしてきたのです(笑)

ちなみに1年前は

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穴をあけたことで

空気の対流で球冷やし効果も。。。多少は。。。



今回、6SJ7のハム対策に

出力管のカソードからヒーターバイアスをかけました

10V~40V(※球により)

6SJ7は選別が必要なくらい、ハムがいつまでたっても引かないものがあって

直流点火も考えましたが、ヒーターバイアスで十分でした

また動作点をWE409に合わせたのですが、

それに伴って6SJ7のプレート電圧が170Vになりました



【6SJ7 5結】

プレート電圧 ≒170V (EpMAX  300V)

スクリーングリッド電圧 ≒45V (EpMAX 300V 但し5693は125V)

コントロールグリッド電圧(カソード) ≒-2.5V

プレート電流 ≒0.8mA

スクリーングリッド電流(無信号) ≒0.3mA




【WE409 3結】

プレート電圧 ≒116V (5結 EpMAX180V 3結 不明??)

コントロールグリッド電圧(カソード) ≒-3.7V

プレート電流 ≒1.7mA



6SJ7では

なんとなく音が低音寄りになりすぎたような。。。

おそらく変なグラフになっているのかもしれません




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カップリングコンデンサの耐圧を

350Vから500Vに変えました

これは、直熱タイプの整流管対策です

出力管が温まる前に、整流がはじまり、350Vでは耐圧が厳しかったためです

これで5U4や5R4も使えそうです


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うーん

やっぱ、音が低音に寄り過ぎだなぁ、、、

動作点でこんなに変わってしまうものか。。。

それともヒーターバイアス?は関係ないですね・・・

アンプ奥深し!