vintage_kona_electric’s diary

真空管をはじめとした今では珍しいもの?を綴る日記です。

6EA7(6EM7)シングルアンプのNFBを外してみましょう




昨年末に作ったアンプ
6EA7(6EM7)シングルアンプのNFBを外してみます

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6EA7(6EM7)はもともとTV管のようですが
『情熱の真空管アンプ』 はじめ各書で紹介され
一躍人気のオーディオ球になりました♪

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これが昨年作った回路図です
整流管は『6AX5』両波整流管です
後日、『5Y3』に変更しようと思いましたが
見た目のよさからこのまま使用しています

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NFBを外す前に
ボリューム交換を試みたのですが。。。


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このときALPSのミニデテントを想定していなかったので
入りません・・・。。。
失敗!!

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写真のちょうど真ん中あたり
よーくみると抵抗の片側が配線されていません
これがNFB抵抗でしたので
線を外し、束ねました

抵抗値『1kΩ』で使っていたのですが
やはり、それなりの機材がないとNFBの抵抗設定は難しいようです
一応、計算で求めたのですが
どうやら効き過ぎていたようです

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NFBを外すと、暴れるかな?
と思いましたが
6EA7は3極管であることも関係しているのか
なかなか艶のある素直な音に仕上がりました

NFB切り替えスイッチのようなものを
作ってみたくなりました

2A3や6V6の音が好きな方にもお勧めです♪


参考文献その他

誠文堂新光社 『真空管アンプ製作 24選 』著者 柳沢正史さん
『はっぴー☆クルーザーさん』の記事 ありがとうございます










PS 6EA7(6EM7)の代管球というものは無いのでしょうか?
9T9や12ピンはあるのですが
8ピンで差し替え可能な球が見当たりません
そういう意味では6BX7や6CK4のように貴重な球になりつつあるのかな?
と思います








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EV409がわたしのメーンですが
かなり素直に表現してくれるので
気に入っています


所有していたダイアトーンのSPや6BM8PPアンプは
わたしの弟のスタジオへプレゼントしました
真空管トランジスタに比べノイズは多いものの
音作りにはなかなか面白いようです

録音はまったく興味がないのですが
他国のバンドの方と
片言の英語で、真空管の話をするのはとても面白いです


というわけで
いつのまにか
すべてフルレンジです(笑)

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いつかスタジオがでかくなったら
こんどはJBLモニタープレゼントして欲しいです(笑)
下心たっぷりの兄です。。。