vintage_kona_electric’s diary

真空管をはじめとした今では珍しいもの?を綴る日記です。

ゆる~い真空管は壊れる前になおします!


こんばんは

真空管アンプが少しあつく感じる季節

でも、今日はまだ球日和ですね(笑)

イメージ 1


さてさて、本日も球の修理です!

届いた球のベースが緩いだけでなく、ベースの中でショートしているレアなケースでした

おそらく無理矢理ベースをひねってしまったのでしょう

普通は真空管内で不純物が原因によるショートが多いです

このままいきなり電気を流せばあっという間に壊れてしまいます

試験機のショートテストは非常に重要です

ただ3極管の場合は、テスターでもがんばればショートテストはできますね♪

というわけで、スッポリ外してしまいます!

これだけ見ると、牛乳瓶みたいで

これはこれで可愛いです(笑)

イメージ 4

フィラメントは、テスターで分かりますが、グリッドとプレートがわからない

こういうときは、

イメージ 2

電気に透かして電極を確かめます

どこが、グリッドで、どこがプレートか・・・

ただ、この種類の球(10)はプレートが明らかに分かりやすい場所から出ているので、

実はとても簡単です(笑)

イメージ 8


あとは電極の構造をみながら、もう一度ベースとガラス(真空管)を接着しつつピンにハンダ付け

この過程は撮り忘れました(笑)

集中していたので!

イメージ 5

左はRCA名義の UX 210で、右は修理した Cunningham CX 310

中身は同じです

この球は6.0~7.5V点火で使います

 と、箱に書いてありました(笑)

イメージ 7


上から見てもまったく同じですね!

イメージ 6

そして最後は試験機にかけて

無事エミッションが出る事を確認します

イメージ 3

あとはアンプを作る日まで大切に保管

では!