ゆる~い真空管は壊れる前になおします!
こんばんは
真空管アンプが少しあつく感じる季節
でも、今日はまだ球日和ですね(笑)
さてさて、本日も球の修理です!
届いた球のベースが緩いだけでなく、ベースの中でショートしているレアなケースでした
おそらく無理矢理ベースをひねってしまったのでしょう
普通は真空管内で不純物が原因によるショートが多いです
このままいきなり電気を流せばあっという間に壊れてしまいます
試験機のショートテストは非常に重要です
ただ3極管の場合は、テスターでもがんばればショートテストはできますね♪
というわけで、スッポリ外してしまいます!
これだけ見ると、牛乳瓶みたいで
これはこれで可愛いです(笑)
フィラメントは、テスターで分かりますが、グリッドとプレートがわからない
こういうときは、
電気に透かして電極を確かめます
どこが、グリッドで、どこがプレートか・・・
ただ、この種類の球(10)はプレートが明らかに分かりやすい場所から出ているので、
実はとても簡単です(笑)
あとは電極の構造をみながら、もう一度ベースとガラス(真空管)を接着しつつピンにハンダ付け
この過程は撮り忘れました(笑)
集中していたので!
左はRCA名義の UX 210で、右は修理した Cunningham CX 310
中身は同じです
この球は6.0~7.5V点火で使います
と、箱に書いてありました(笑)
上から見てもまったく同じですね!
そして最後は試験機にかけて
無事エミッションが出る事を確認します
あとはアンプを作る日まで大切に保管
では!