vintage_kona_electric’s diary

真空管をはじめとした今では珍しいもの?を綴る日記です。

WE ARE 407A TYPE VACUUM TUBES !!!!!!




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今晩は
構造の変わる区切りになる球をピックして年代別に並べてみました

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上段左から1957年、1960年、1963年、1970年
下段左から1971年、1973年、1979年、1980年

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私の変わった趣味の一つに年代別に構造を見たいというのがあって・・・
ロット番号の揃った場合は、どうか、など・・・(笑)
取引先のパートナーに協力してもらってます!
1950年代後半から1980年まで1年ごとに少しずつ手に入れてみました
エナメルプリントのフォントも少しずつ変わっていますが、マイカにある爪の構造も3種類確認出来ました
私は1970年初期~中期のフォントが控えめで好きです
そしてDゲッター(スクエア・ゲッター)台が1971年まで、それ以降はOゲッター(ハロorリングorラウンド)ゲッター台になっていました。
Dゲッター台が人気ある理由は、古いから?なのでしょうか(笑)

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左から、1975年 WE407B、1975年 NE-407A、GE(SYLVANIA?) 407A
すべてゲッター台の形状はラウンド、ハロです
どちらかというとWE407Aより出回る数が少ないWE407BとNorthen Electricです
またNE-407AはNE-403BもそうですがWEと区別がつきません。
面白いのが、WEは407Aの改良版である407Bを作り始めた70年代後半に平行して407Aも作っているんです。何故なのでしょう???
このことは403A(6AK5)、403B(5591)にも言えます。409A(6AS6)については409Bの存在はないようです。
『WE球の全て』みたいな本が発売されたら嬉しいのですが(笑)


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一番入手に苦労したのがGEのGold Pin 407Aです
ゴールドピンは、SYLVANIA(RCA)からも出ているそうです

407A(B)シリーズは396A、5670、2C51の電圧違い
それゆえに今ひとつ人気がないですね(笑)

いつか小出力シングルアンプを作ってみたいです
中点使って、20V*5本で100V!
トランスレスが実現出来そうですが、その場合、1本はダミー
40V*3本では120Vですから、海外なら・・・


素敵な球はまだまだ沢山ありそうです!!