知りたくなかった?知ってよかった。真空管の話。
この球の、用途、使われた場所をご存知でしょうか??
偶然、知ってしまい、ちょっと落ち込みました。
date code :: 『1944年 7月19日』製造とあります。
そして、翌年の8月6日、9日。
日本人なら誰もが知っている日です。
ほんとうに落ち込みました。
でも、いま平和利用できる、そんな時代に生まれてほんとうに良かったとも思います。
真空管の全盛期に生まれたいと思っていたけれど、
今日、その思いはすべてスッキリ消えました。
いまで、ほんとうによかった。
『 JAN 』 と記述のある球。
for 『 Joint ARMY and NAVY 』
意味をもう一度理解して、そして今、
こうやって、
いい音を奏でるために生まれ変わったんだと自分に言い聞かせて、
ようやく納得できた。
私の祖父は、学徒出陣で、ビルマへ行ったそう。
ついこの間まで、その関連の話は口を閉ざしていたなぁ。
ほんとうに、二度と、あってはならないこと。
それだけは、祖父母から何度も教わった。
そういう意味では、まったく知らない世代に比べれば恵まれている?のかな。
こういうのは、いくら学校で学んでも、
経験者から直接聞かないと、わからない。
語り継ぐのも、きっと実際不可能な話だと思ってる。
では、どうしたらいいか?って、考えると、
私の足りない頭では結局答えなんて見つからない。
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引き出しから出てきた写真シリーズ~③
6550A@GE
コンパチアンプ、SV-19Dで、
かなり接近していましたが、
それはそれで締まった概観とサウンドでした。
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ECL82@TELEFUNKEN
すぐにとれちゃうプリント。
箱が、好きで、音よりも箱に愛着がありました。
ピンの中央にも、刻印いれちゃうあたりがとっても可愛らしい。
TELEFUNKENでもリーズナブルな、まだまだ人気のない球が日本や世界の競売にはあります。
こんど、そんな球でアンプ組めたら楽しいな、って思います。
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真空管はほんとうに楽しい。
だって、歴史まで深く知ることができるのだから。